ロングボードフリースタイル大会 in Korea!

まいど！けいたです！
この前オランダの大会に出場した、タニジュン a.k.a Sponge Bob(カートゥーンネットワーク)と 東のプリンス飯島さん(埼玉)に続き、僕(大阪)とゆー君(静岡)も韓国で最大のロングボードフリースタイル大会【Longkor - Longboard Festival Korea 5th- 】に軽いノリで参加してきました！

【会場の様子】

韓国で一番大きい大会という事もあってか、普通に一般道を閉鎖して大会を毎年行っています。そのため、その辺を歩く一般人に板が当たってしまったり、歩行者の膝を狙って技を繰り出し得点を競う遊びをしたり、マクドの窓ガラスを突き破ったりなど、日本ではあり得ないような景色が広がっていました。ただ、このようなリスクをある程度背負いながらも大会を一般道で行うメリットは、かなり大きなメリットがあると感じました。それは一般の方への露出が凄まじいこと。想像してみてください。あなたがいつも行くあのショッピング街に行くと、大規模な何かが行われています。 爆音が流れる中会場の至るところではオシャレな若者が男女問わずスケートボードに乗り、あなたの膝をめがけて技を繰り出してくる。 気になって仕方ありませんよね？

増加の傾向にあるとはいえど、まだまだロンスケ人口の少ない日本ではこういった形での一般の方やメディアへの露出は必要不可欠です。日本でも積極的にイベントを開催し、まずは人々の目に触れてもらえるように取り組んで行く必要がありますね！ しかし、日本人は礼儀をとても大切にする文化があります。 一般の方へスケボーを当てる際はしっかりと事前に許可を取り、あまり痛くない箇所に当てるよう心掛けましょう。(ちなみに、膝を狙うゲームやマクドのくだりは思っ切り嘘です。)

【大会の内容】

5/19(土)と20(日)の二日間に分けて行われた大会で、土曜日はノンスポンサー部門、そして日曜日はスポンサー部門でした。ゆー君(色白)は若干12歳にしてノンスポンサー部門に、そして僕(末っ子)は韓国のショップ(Victors)からスポンサーを受けているため、泣く泣くスポンサー部門に参戦！ 二人とも初の大会参加という事で正直言ってかなり緊張していました。 スポンジこと我らがリーダータニジュンさんがオランダ大会で滑っているのを観ている時は、「緊張してるー(笑)ウケるー(笑)」と思っていたのですが、実際に参加してみると緊張しまくりで、しかもまったくウケませんでした。

参加費用は韓国ドル10,000(日本円で約1000円程度)で、誰でも気軽に参加出来ます。 大会種目は、①フリースタイル演技 ②ベストダンシング(トリック禁止でダンシング/ステップのみの演技) ③ベストトリック(一番の得意技を披露する演技) ④ヒッピージャンプコンテスト(高く飛んだもん勝ち演技) ⑤ ベストGターン(ぐるーっと回ろう) の5種目。 ゆー君(ガリガリ)はフリースタイル演技とベストダンシングに参加、僕は見学予定だったのですが手違いでフリースタイル演技とベストトリックに参加することになりました。
結論から言うと、2人とも残念ながら結果を残すことは出来ませんでした。ゆー君(彼女募集中)は、ヘルメットを逆に被りあえて負荷を与えるという無茶をしなければ結果を残せたんじゃないかと僕は思ってます。今となれば良い思い出です。

一方の僕(B型)は、終始笑顔で手を振る事に徹底したお陰でなんとか決勝には進出することが出来ました！

実際のところは、緊張して本当に何も出来なかったというのが感想です。あれしようこれしようと考えていた事は1%くらいしか出来ず、場慣れすることの大切さを痛烈に実感しました。また、普段の練習方法についても考えさせられました。単品で技を練習してある程度メイク率があがったあとはコンボにして繋げていくことは必要不可欠ですね。自分の中のルーティンを作ることの大切は僕の働いている会社の会長もよく唱えています。 なので今はルーティンを確立するように練習をしています！

【会場の様子】

約2-300mほどの一般道を閉鎖し、奥のスペースでは練習/演技が行われており、手前のスペースには各ショップのテントがあり様々なライダーがウロチョロしていました。 中にはYouTubeやフェイスブックなどのSNSでよく見るスーパーライダー達もウロチョロしており、僕もとても良いウロチョロが出来ました。 写真の彼はあまり良いウロチョロが出来ていません。とても残念です。

あちらこちらでスーパーライダー達がpivot や ghost ride kick flipなどの技を披露していたのですが、意外とみんな試合に集中していないところに驚きました。ワールドカップの試合観戦中にツムツムしてる、そんな感覚です。

【大会のレベル】

さて、気になる大会参加ライダー達のレベルですが、さすが韓国！といった感じでした。見たことのないようなクルクル回る技から華麗なステップまで、サーカス団のような人たちばかり！ というよりはみんなサーカス団の人たちなんでしょう！ それでないと納得のいかない動きの数々！ ノーコンビッガースピンをコンボの中に入れてスパンスパン、ピロエット540をコンボに入れてスパンスパン、七回連続360 ショービットをスパンスパン…
普段あまり声を出さない僕ですが、感動のあわり思わず叫びまくっていました。ゆー君(もやし似)はそんな数々の技に目もくれず読書していました(-生き方 -稲盛和夫 著)

【最後に】

まずは応援してくださった皆さん、本当に本当にありがとうございました。自分一人で滑っているんじゃないんだなと心から思いました。今回は良い結果を残す事は出来ませんでしたが、次回参加する時は必ず爪痕を残して帰ってきます！(爪の間に毒を塗って引っ掻いてきます) これが日本のロンスケだと、これが江戸っ子だと！ 次もまた応援のほどどうぞよろしくお願いします。 そして、暖かくぼくたち二人をお出迎えしてくれた韓国の皆さん、本当にありがとうございました。 ただ、皆さんの繰り出す技はドライアイスよりも冷たく、セラミック包丁のように鋭かったので、もう少し控えてもらいたいなとも思いました。まさしく飴と鞭。しかし、そのおかげでモチベーションが燃え上がっているのは間違いありません。

なので皆さん、まずは前に出てみましょう。みんなの前で滑りを披露しましょう。失敗しても大丈夫なんです。ロンスケは楽しいです。主役は自分です。スーパーライダーは別に良いんです。

主役のあなたこそが滑りましょう。

大会のハイライトムービー⬇（0:53あたりにケイタが)